県土整備局都市施設課は、太田駅付近連続立体交差事業における東武伊勢崎線及び、東武桐生線高架供用開始に伴い、11月25日午前5時2分の太田駅発浅草行きの電車から同線の踏切14か所が一斉に除去される。
同事業は、平成8年度より県と太田市、東武鉄道で駅付近の鉄道を連続立体交差事業により高架化を図ってきた。平成11年度に小泉線の高架化が完成したが、この度、伊勢崎線及び桐生線についても11月25日午前5時2分の太田駅発浅草行きの電車から高架供用され、市街地内の電車は全て高架上を走行することになる。
このため、高架化された箇所全ての踏切が除去され、踏切遮断による交通渋滞、踏切事故及び踏切待ちのイライラの解消が図られるとともに、南北市街地の一体化により、地域発展が図られる。
また、平成16年5月12日から国道407号を全面通行止め規制を行ってきたが、11月26日午前6時から2車線で通行が可能となる。
今後は、平成18年度の事業完成に向けて、バリアフリー化した安全で快適な駅舎の築造、上りホーム増設及び国道407号の4車線化を図っていく。