さいたま県土整備事務所は、川口陸橋の大規模補修工事を計画。年度内に、修繕計画作成業務を発注する。同計画により施工方法、概算工事費、年次計画などをまとめ、地元説明会を経て18年度ごろから数か年で整備する見通し。
同橋は、昭和32年に供用開始。練馬川口線のルート上、川口市のリボンシティ(サッポロビール埼玉工場跡地)南側に架設されており、JR線を跨いでいる。
橋長223・5mのメタル橋で、下部は橋台2基、橋脚17基。落橋防止工事はこれまでに終えているものの、桁、擁壁など、全体的な老朽化が著しい状態となっている。
15年度に行った基礎調査業務の担当コンサルタントは、復建エンジヤリング北関東事務所(さいたま市、電話048-882-7035)。
同橋は、リボンシティの街びらきにより今後、交通量の増大が見込まれている。また工事に際しては、橋梁下の専用者(約30名)と協議・調整を行いながら進めていく。