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スバルラインは維持管理有料道路に/河口湖大橋、清里道路は無料開放

2004/12/29 山梨建設新聞

 国土交通省は27日、関東整備局管内では初めてとなる富士スバルラインの維持管理有料道路への移行と、河口湖大橋および清里高原有料道路の無料開放を許可した。

 富士スバルラインは昭和39年に開通し、来年6月6日に料金徴収期間が満了するが、道路の維持管理に多額の費用がかかることや、無料化による交通量の増加に伴う富士山の自然環境負荷の増大懸念から、期間満了後でも維持修繕に要する費用を利用者に求めることができる維持管理有料道路(片道1000円、現行1150円)に来年6月7日から移行するもの。

 一方、河口湖大橋は、昭和46年の開通以来料金徴収期間が満了することから、計画どおり来年6月7日から無料開放する。

 このほか、清里高原有料道路は、平成10年の開通以来、長引く景気低迷や観光形態の変化から交通量が伸び悩んでおり、また、地域振興等のために早期無料化を望む声から6月7日から無料開放するもの。



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