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埼玉県三郷市

先行区間など検討/新和吉川線750mの整備

2005/01/22 埼玉建設新聞

 三郷市は、市の南北を結ぶ幹線道路として新和吉川線の整備を計画している。整備計画は、延長1500m、幅員は27mの4車線道路。これまでに道路予備設計が終了しており、区画整理事業などの進捗を見ながら事業化を目指し作業を進めていく。

 同線は、都市計画道路新和高須線と連結し、都市再生機構施行の三郷中央土地区画整理事業地内を通り、県道草加流山線とを結ぶ。ルート上では、三郷中央南通り線、三郷中央北通り線、谷口幸房線、三郷谷口線などと交差する。

 整備にあたっては、区画整理境から県道草加流山線間の約750mを市が行う。整備効果を高めるため、県道草加流山線から笹塚地内の記念碑通りまでを先行させることも候補としている。

 道路予備設計は、大洋画地(川口市、電話048-257-1100)が15年度に実施。この中では、ルート上に位置する幸房用水路の付け替え方法について、概ねの方針を打ち出している。

 概算事業費は、三郷中央地区境から県道草加流山線の区間全体で、用地取得費、物件補償費、工事費などに約36億円を試算している。

 同線は、平成8年5月に都市計画決定された。



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