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茨城県日立市

かみね公園を活性化/日立市/周辺地区の再編集へ

2005/02/17 日本工業経済新聞(茨城版)

 日立市は、かみね動物園や遊園地のリニューアルなど周辺地区の再整備方策を盛り込む「(仮)かみね公園活性化推進計画」を、3月末日頃までに策定する方針だ。なかでも動物園は、開園50周年の平成19年に間に合うように再整備を計画する見通し。

 かみね公園地区は、かみね動物園をはじめ、かみね公園、レジャーランド、ホリゾンかみね、かみね市民プール、遊園地、郷土博物館が立地しているが、来客者は年々減少傾向にある。

 しかし4月には、同地区内に吉田正音楽記念館がオープンして一躍脚光を浴びたことから、これを皮切りに、かみね公園地区全体が活性化するような方向性として「かみね公園活性化推進計画」を策定するもの。

 昨年7月には今後のあり方を検討するため、一般からの意見・提案募集を実施。計画書はコンサルタントへ委託せず、市内部で策定している。

 同計画では、動物園のリニューアルをメーンに遊園地のジェットコースターやプールなど各施設の更新を検討。

 このうち動物園では、平成12~13年度にかけて策定した動物園魅力づくり計画書を参考にしながら検討を進めており、現段階においてウェルカムプラザや類人猿舎、休憩広場の整備を候補に挙げた。

 平成19年には、動物園が開園50周年を迎えることから、市ではそれに間に合うような整備計画を想定している。

 なお、この計画は報告書として市議会等に提出する予定で、一般への公表は6月頃を見込んでいる。



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