県警察本部は、新年度当初予算案で警察署等整備費に2億928万4000円を計上している。これは警察署や職員宿舎等の整備を促進することで県民サービス向上や事件事故等への初動対応力の確保、勤務環境の改善等を図るのが目的。新年度の事業計画は次の通り。
▽燕警察署事務室の拡張工事=市町村合併に伴い吉田町の管轄を巻警察署から燕警察署へ移管することにより定員が増加するため、事務室の拡張工事を行う
▽白根警察署単身宿舎建築=白根職員宿舎の解体(国道8号線白根バイパス敷設工事に伴う移転補償)に伴い、老朽化が著しい警察署長公舎を解体して同所に単身用宿舎を建築する
▽小千谷警察署小千谷待機宿舎の改修=中越大震災による被災が著しく、補修が必要な小千谷待機宿舎の改修工事を早急に行い、管内居住警察官を確保して事件事故・災害発生時の初動体制を確保する
▽安塚警察署の交番化=上越地区の警察署再編整備に伴い統合廃止となる安塚警察署を改修して、幹部交番を設置することで地域における安全・安心を確保する