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新潟県新潟市

5か年に44・8億投入へ/都市再生計画作成/鳥屋野潟南部開発地区

2005/05/21 新潟建設新聞

 新潟市は、国の「まちづくり交付金」を活用し、鳥屋野潟南部開発地区都市再生整備計画に位置づけた事業に取り組む方針。

 対象は新潟市鐘木・長潟ほか地内の面積240ha。事業期間は平成17~21年度までの5か年で、総額44億7900万円を投入し各種整備を進める。

 整備目標は「新たな機能と地区の資源を活用し都市の拠点性向上」。主に<1>市民病院開院に合わせた「医療福祉機能」の導入<2>外来者・市民交流のための「交流機能」の導入<3>水・緑豊かな自然を活かした「新潟らしい都市景観」の創造<4>アクセスが良く歩行者・高齢者にやさしい「交通体系」の確立―を図る。

 整備方針に盛り込まれた基幹事業の概要は次の通り(事業主体は新潟市)。※<1>規模<2>事業期間<3>全体事業費

▽新潟市道南7-74号線=<1>L590m<2>平成18~21年度<3>3億700万円

▽新潟市道南7―221号線=<1>L480m<2>平成17~21年度<3>2億3400万円

▽新潟市道南7-99号線=<1>L126m<2>平成18年度<3>2300万円

▽(仮称)森のトンネル=<1>L327m<2>平成19~21年度<3>3億4300万円

▽鳥屋野潟南部中央線(街路)=<1>L510m<2>平成17~21年度<3>16億8000万円

▽鳥屋野潟南部東西線(街路)=<1>L620m<2>平成17~21年度<3>17億8000万円

▽地域生活基盤施設(天寿園)=<1>誘導案内標識2基<2>平成17~19年度<3>800万円

▽高質空間形成施設(天寿園)=<1>植栽一式<2>平成17~19年度<3>500万円

▽既存建造物活用事業(天寿園)=<1>A1万6000㎡<2>平成17~19年度<3>9900万円

 なお、同開発地区内では、関連事業として「県立野球場」や「(仮称)食と花のにいがた交流センター」の整備、「(仮称)鳥屋野潟南西部土地区画整理事業(11・5ha)」の実施等が予定されている。



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