群馬町6月定例議会で9日、イオン出店計画に関わる雨水対策などについて質疑があり、答弁で野村町長は、道路南側2・5haを駐車場兼調整池として計画していることを明らかにした。
志村勇議員は、中央第2地区区画整理事業の一環として行われる11・5haにもおよぶイオンの大開発計画が、町の活性化などに期待されるとした一方、「既存水路のままでは水害が心配である」と指摘。
野村町長は、現在町及び民間委託による発掘調査が今月20日までに終了すること、オープン予定とされていた4月下旬から若干遅れる見通しであることなどを説明した上で、「すでに西毛広域幹線道路へと雨水管布設工事を進めている。また、道路南側2・5haは駐車場兼調整池として計画している」との見解を明らかにした。駐車場用地の半分はアスファルト舗装となり、残る用地を砂利とし、そこへすり鉢状のくぼみを持たせ増大した雨水を一端貯留する考えだ。
なお、雨水管の布設工事は、残る西側の工事を今月にも発注する予定としている。