越谷市は7月29日、平成17年度優秀建設工事表彰を執り行った後の会場(越谷市中央市民会館)で、基調講演を開催した。
春日部労働基準監督署の渡辺靖夫安全衛生課長を講師に招き、「建設業における労働災害防止対策」と題し、建設業における労働災害の発生状況、手すり先行工法、軽量鋼矢板工法などの施工に施工計画や施工に際しての注意事項、現在対策が求められている石綿含有製品の製造使用禁止、粉じんやダイオキシン類による健康障害防止など約90分にわたり、建設工事事業者の安全衛生管理の工場を図るための対策を講じた。
受講者は、越谷市の建設担当職員をはじめ、市内建設業者の役員と技術者を合わせ約160名に及んだ。