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群馬県高崎市

10月までにJRと締結/跨線人道橋の新設工

2005/08/25 群馬建設新聞

 浜尻団地南通り線道路改築事業でJR上越線の高崎問屋町駅と井野駅間へ跨線人道橋の新設工事を計画している高崎市土木課は、JRとの施工協定を10月までに締結する見通しだ。今年度当初予算に委託費3億1500万円、用地買収費690万円をそれぞれ計上しており、締結後早急にJRが工事発注を行う。

 JR上越線問屋町駅-井野駅のほぼ中間点へ自転車及び歩行者専用の跨線人道橋を築造するもの。

 高崎問屋町駅開業に伴って踏切の遮断時間が長くなったほか、既存の踏切を小中学生が通学路として使用しているなど、交通渋滞の緩和や通行者の安全を確保するため計画された。

 市では以前から浜尻地区の区長会や浜尻小PTAによって要望が出されていたことなどを踏まえ、16年度の補正予算で設計委託費を確保、JR東日本コンサルタンツ(高崎支社)へ業務を委託している。

 計画によると、跨線人道橋は渡り部の橋長が約18m、幅員2・5mで上り線及び下り線側へそれぞれ設置する階段部の延長は約30mとなる。桁形式はプレートガーダーとなり、階段部の基礎は全6か所、橋梁部は2か所で、全て場所打ち杭となる。

 工事発注はJRが行い、年度内の完成を目指す。



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