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山梨県山梨市

年度内に活用方向性/「セレスティカ・ジャパン」跡地

2005/08/30 山梨建設新聞

 山梨市は、先月設置した「市役所東市有地活用庁内検討委員会」の第2回会議を来月にも開く予定だ。

 同委員会は、今年度はじめに取得した電子機器製造受託サービスの「セレスティカ・ジャパン」(本社・東京都千代田区)旧山梨サイトの土地の活用方法を協議するため、設置したもの。中村照人市長と特別職、課長28人で構成。新市庁舎としての活用や、保健センター、図書館、文化協会など各種団体の事務局の移転も検討し、総合的な行政機能を持たせる方向で協議する。年度内に施設の方向性を決める意向だ。

 同委員会は、先月に第1回会議を開き、庁内の職員からなるワーキンググループ3グループ)を設置、また、市職員による同サイトの見学会開催を決めた。

 「セレスティカ・ジャパン」(本社・東京都千代田区)旧山梨サイトは、昨年同工場が昨年閉鎖となり、市が8億3600万円で購入。敷地面積は4万279㎡。同敷地には、事務所(RC造5階・一部6階建て)と工場(2階建て)があり、両施設の延べ面積は2万1209㎡。また、倉庫(2棟)体育館、集会室、グランドも併設している。地質調査については、既に実施している。



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