白川浄水場(箕郷町)の汚泥処理施設更新工事を計画している高崎市水道局は先月26日、工事の入札を執行しオルガノ・クシダ工業・研屋JVが7億4700万円で受注した。
白川浄水場は箕郷町上芝705-1地内にあり、老朽化に伴い汚泥処理施設の改築に着手する。
工事は今年度から2か年で進める考えで、18年度までを期間とする債務負担も設定している。
同施設は群馬用水から原水を取り入れ急速ろ過方式で処理している。処理水は、県企業局県央第一水道から受水した上水と一緒に自然流下方式により給水。昭和49年に創設され、計画給水能力2万5500立方m/日、うち県央第一水道受水量は平均1万2000立方m/日、最大1万5000立方m/日。
計画では、配水量を1万3500tにするため、一日約11t規模の処理能力を持った施設へと更新する。
実施設計は日本上下水道設計(東京都)が作成した。