上越市は、旧県立直江津工業高校校舎を改修し、市の教育拠点施設「教育総合センター」としての再利用を計画。平成18年度の工事着工を目指し、9月補正予算案に設計委託料1500万円を盛り込んだ。
下門前地内の同高校跡地は、敷地面積が4万9395㎡。校舎(1~5棟)・講堂・体育館・格技場等の施設が現存している。
計画によると、校舎5棟のうち旧3棟(RC造2階建て延べ2120㎡)及び旧5棟(RC造3階建て延べ933㎡)は「教育総合センター」として改修整備。内部には、教育委員会事務局・教育センター・青少年健全育成センター・視聴覚ライブラリー・教育研修所等を設置する。
また、旧4棟(S造平家建て延べ1188㎡)に関しては公用車車庫及び書庫・倉庫として活用。旧1棟及び旧2棟は、渡り廊下も含めて除去する。
その他、講堂・体育館・格技場については市民体育館等として現状利用することを想定。併せて、旧3棟と体育館を連結する渡り廊下や体育館専用玄関を新設する予定だ。
今後は平成18年度に解体・改修工事等を実施、平成19年4月の供用開始を目指す方針。