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埼玉県さいたま市

18年度から基本計画/七里総合公園2・7ha整備

2005/09/09 埼玉建設新聞

 さいたま市都市局は、見沼区大谷地内の七里総合公園整備のうち、加田屋川右岸側の約2・7haの整備に着手する。既存調節池を修景池に改良するとともに、平常時利用としての多目的広場を設置する。18年度に行われる基本計画・実施計画では、設計作業まで仕上げ、19年度の着工を目指す。

 七里総合公園は、大谷地内の加田屋川を挟んで左右両岸に計画されているもので、全体面積は11ha。12年度に同川左岸側と見沼代用水東縁右岸間の3haが開設。親水施設やせせらぎ、池などが整備されている。

 18年度の計画策定を予定しているのは、同川右岸側で予定されている約8haのうち、加田屋川の調節機能として整備された調節池2・7haが対象。

 現状は、池は素堀り状態となっており、約5000㎡広場が設置されている。

 計画では、親水機能を持たせるほか、法面の整備手法など、自然環境の保全と、景観に配慮した再構築を図るとともに、多目的広場の拡大などを予定。詳細は、近隣住民の意見を取り入れながら、18年度中にまとめる。工事は19年度。

 加田屋川右岸側で残された約5haは、3haの最終処分場、管理棟、水処理施設などが配置されており、埋め立て期間完了後に、最終工区として整備方針を打ち立てる方針でいる。



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