西関東連絡道路(国道140号)整備に関連し秩父市は、(仮称)大滝トンネルの早期整備について、国、県など関係機関に対し、栗原市長を先頭に議員、職員一丸となって要望活動を進める考え。
同路線については、市民の生活道路となっているほか彩甲斐街道として多くの観光客も利用する道路。大型車輌の通行も多い。また、トンネルが構想される区間の現道は、荒川べりの斜面となっていることもあり過去、台風などの災害で、通行止めや復旧工事で片側通行となるなど、利用者に不便をきたすこともあった。
県では、西関東連絡道路のうち、事業中の皆野秩父バイパス、その先小鹿野までを調査区間として取組んでいる。小鹿野からは、現道利用も考慮して荒川、大滝地域のルートを設定、状況や効果などを勘案して段階的に整備を進めるスタンス。
市は、新市まちづくり計画のプロジェクト事業の一つ「市内20分道路網」の実現には欠かせないものとしており、早期整備を要請していく。