県土木部公園街路課は、水戸駅の南西部を走る水戸駅平須線街路事業(水戸市宮町~常磐町)で、常磐線を跨ぐ「梅戸橋」の架け換えや南町千波大橋線(梅香トンネル)との交差点(備前町交差点)の見直しを計画している。計画では、梅戸橋は、現橋の南側に新橋(L約59m)の建設を検討。備前町交差点との滞留長(L30m)は約76mに延長する予定。今年度は、前後部の軟弱地盤の解析調査や関係機関との協議を進めており、地元説明などを経て、来年度の都市計画決定変更を目指す。引き続き、未整備区間の早期着工を図る方針だ。
水戸駅平須線は、水戸駅の南西部を千波湖に沿って東西に走る街路。
水戸市の中心市街地を南北に貫く梅香トンネルの開通(14年3月)や水戸駅南口再開発によって交通量が増加するととともに、梅香トンネルを出てから南町千波大橋線との交差点(備前町交差点)の滞留長などで渋滞が発生している。
また、常磐線をまたいでいる梅戸橋は昭和16年の架設で老朽化していることに加えて、歩道がないなど、円滑な交通に支障をきたしている。
そのため県では、老朽化した梅戸橋の架け替えや、備前町交差点と水戸駅平須線との滞留長の延伸を計画した。
梅戸橋の架け替えに向けては、JRと協議を実施。
施工方法は、平成12年度の都市計画変更時に予定していたアンダー方式(ボックスカルバート)では、施工上の制約や線路下土被りが十分に確保できないなどの課題が出たため、橋梁案を再検討。現橋の南側に新橋(L約59m)を建設することを計画している。
また、備前町交差点との滞留長は、現在の延長30mを約76mに延ばし、取付部を切り回すことを予定している。
これらの具体化に向けて、昨年度は交差点の交通量調査や変更設計などを実施。今年度は、前後部の軟弱地盤の解析調査、関係機関協議などを進めている。
今後は、これらをまとめて地元説明会などを行い、来年度の都市計画変更決定を目指していく。引き続き、早期着工を図る方針。
水戸駅平須線は、偕楽園下交差点の渋滞の緩和などを目的に街路改良事業として2年度に事業化。事業化区間の全体延長は1510m、幅員は12~19m/6~13mの2~4車線。
これまで、5年度の緑化フェアに合わせて梅戸橋手前からレイクサイドボール前まで830m区間の整備を完了。これによって、偕楽園下交差点での渋滞は緩和された。
12年4月には、水戸駅南口再開発の進展に伴い、都市計画道路梅戸橋桜川線交差点から南町千波大橋線交差点まで350mの幅員を2車線から4車線に増やす都市計画の変更を行った。
その後、14年3月に梅香トンネルが開通し、南町千波大橋線の交通量が増加。
特にトンネルを出てから右折して水戸駅平須線へ走る交通量や、千波大橋などからの流入交通が増えて渋滞が発生しており、それらへの対策が求められている。
















