鹿嶋市は、市営平井団地整備事業で現在、3号棟の新築工事を進めている。本体工事は、3つの工事に分離し、建築工事は沼崎工務店、電気設備工事は長宅電機工業、機械設備工事は共立エンジニアリングがそれぞれ施工担当し、今年9月から着工。今後、17・18年度の2か年継続で整備を行い、来年7月13日の施設完成を目指す。ちなみに、4号棟の建設も予定されているが、国の補助金減額など財政的に厳しい状況にあるため、3号棟完成後、19年度以降の着工を見据えながら調整を進めていく考えだ。
市営平井団地整備事業では、今年度から第3期工事として3号棟の新築に着手した。
今年8月に建築工事に係る一般競争入札を行い、沼崎工務店が1億7330万円で落札。9月議会の承認を得て着工した。
また、電気設備工事及び機械設備工事については、9月にそれぞれ指名競争入札を行い、施工者を電気設備が長宅電機工業、機械設備が共立エンジニアリングに決定した。
建設場所は、平井889地内の平井東部土地区画整理事業地内。
3号棟の施設規模は、RC造3階建て延べ966・48㎡、建築面積458・85㎡。
工期は300日間で、現在、基礎工事を行っている。来年7月13日の施設完成を目指し、整備を進めていく方針だ。
当初、全体計画では、RC造3階建て延べ1199㎡の住宅棟4棟(1棟14戸)の建設を19年度までに完了するため、引き続き4号棟の建設も予定しているが、国の補助金減額など市の財政状況が厳しいため、新築中の3号棟完成後の19年度以降を目途に具体的な調整を進める意向だ。