長野市は5日、長野市民病院増床事業に係る5工事の一般競争入札を行い、不調となった給排水衛生設備を除く4工事の落札者が決まった。建築主体は北野建設・北信土建・滝沢建設JVで、落札額は23億3000万円(落札率95・34%)。
このほか、電気設備は東日本システム建設・旭電気商会JVが8億800万円(96・19%)、空調設備は高砂熱学工業・マツハシ冷熱JVが8億2000万円(97・62%)、杭工事は角藤が2億5500万円(98・46%)で、それぞれ落札した。
同事業は、救急医療体制の充実を図るため救急・後方対応病床を増床するもので、増築部分はRC一部SRC造3階建て、延べ1万728㎡。あわせて既存建物のうち延べ4355㎡を改修する。工期は20年2月末。設計は久米設計(東京都江東区)が手掛けた。