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山梨県笛吹市

国道20号(石和地内)6車線化など/蛍見橋拡幅架け替えも/県予算で要望

2005/12/08 山梨建設新聞

 笛吹市は、来年度の県予算編成に対し(1)国道20号(甲府バイパス石和地内)の右折レーン延長および6車線化(2)国道358号歩道設置(3)新市道路網の整備促進(4)県道甲府笛吹線の幅員および蛍見橋の拡幅架け替え(5)県道中道塩山線の改良計画促進(6)県道蛍宿中道線の改良計画促進(7)中央自動車道測道の拡幅および新たな整備について7項目の実現を要望している。

 国道20号(甲府バイパス石和地内)の右折レーン延長および6車線化については、甲府バイパス石和橋西詰交差点等が慢性的に渋滞しており、周辺で大型スーパーの開店もあり今後の渋滞増加も考えられる。ついては、右折レーンの延長について一部区間で既に着手されているが、6車線化も含め一層の整備を促進すること。

 国道358号歩道設置では、同市内の区間では歩道が未設置であることから、歩行者の安全確保を図るため歩道を設置すること。

 新市道路網の整備促進については、甲府市小瀬スポーツ公園付近から砂原橋を経て東八代広域多目的広場をつなぐ広域的な道路の整備は、新市道路網の整備の内郭環状道路に位置付けられており、若彦路開通時にはこのバイパスとなり、また、新山梨環状道路と東部市町村をつなぐ連絡道路として重要な路線であることから、同路線の整備および砂原橋の架け替えを行うこと。また、新市道路網整備の縦断道路である笛吹川左岸連絡縦断道路(国道140号と国道411号を結び同市内を横断する道路)および外郭環状道路である一宮山梨線(国道20号と国道140号を結び西関東連絡道路へ連絡する道路)について整備を促進すること。

 県道甲府笛吹線の幅員および蛍見橋の拡幅架け替えについては、石和町地内は幅員が狭く蛍見橋は大型車同士のすれ違いが困難で交通渋滞が起き、通勤時は一層混雑している状況にある。また、若彦路全線開通後は、なお一層交通量が増加すると思われる。ついては、蛍見橋の拡幅架け替えおよび甲府笛吹線を拡幅整備すること。

 県道中道塩山線の改良計画促進では、境川町地内は整備済み(一部用地買収済み着工)となっているが、八代町地内は現道の幅員も狭く、改良計画段階のため早期着工すること。

 県道蛍宿中道線の改良計画促進では、当初の計画での未着工区間について早期着工すること。

 中央自動車道測道の拡幅および新たな整備については、朝夕の通勤時には交通量も多いが、幅員が狭く迂回する箇所も多いので通行に支障があり、東山梨地域と中巨摩地域(国中東部地域)を連絡する道路として整備することを要望。



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