県農林水産部水産振興課は、特定漁港漁場整備事業の大津漁港地区(北茨城市)で第1回の事業計画変更を目指している。変更内容は、水深6m岸壁(L372m、桟橋式)の腐蝕に対応するため同岸壁の補修工事を計画に追加するもの。
そのため、事業費も現計画の27億6700万円から31億9600万円へ4億2900万円増額し、事業終了年度も平成19年度から23年度へ延長する。
この事業は、漁港漁場整備法に基づき、漁港漁場に必要な整備を行うもの。
事業計画に基づき大津漁港地区では、防波堤整備や泊地浚渫などを進めているが、昨年度に岸壁で腐蝕穴がみつかり、その後の調査で腐蝕を確認。
そのため、事業計画を一部変更して、水深6m岸壁を補修することにした。
なお、事業計画の変更案は水産振興課および北茨城市役所水産振興室で今年末まで縦覧を行っている。