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長野県須坂市

今夏にも整地工へ/郷原土地区画整理事業が再開/須坂市

2006/01/14 長野建設新聞

 一時中断していた組合施行の須坂市郷原土地区画整理事業がこのほど仮換地指定を終え、再開するはこびとなった。整地工事は今夏にもスタートする見通し。

 同事業は、平成7年度に都市計画決定を受け工事に着手したものの、換地に当たり組合員の同意が得られず、半年程で中断していた。昨年10月に全組合員の同意を得て仮換地指定を完了。事務局では現在、道水路工事を受注していた須坂土建工業(須坂市)と再度契約の交渉を進めている。

 施行地は須坂市日滝の高橋町と大谷町にまたがる3・1ha。計画人口270人、建物移転数78戸で、総事業費は4億6900万円。減歩率は公共24・87%、保留地9・81%の合算34・68%。

 公共施設の整備計画は、都市計画道路L184m×W12m、区画道路L1044m×W6~8m、街区公園1か所A933㎡。都市計画道路には両側とも1mの緑地帯を設置する。事業完了は19年度末の予定。



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