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山梨県東部広域水道企業団

次年度分の設計進む/百蔵浄水場場外監視施設

2006/01/24 山梨建設新聞

 東部地域広域水道企業団(大月市七保町下和田415)は、昨年委託した百蔵浄水場場外監視施設の詳細設計業務を3月末までの納期で進めている。

 現在進めている同業務は、百蔵浄水場と配水池などの基幹施設を接続する通信システムの改造に備えるもの。監視設備の設置工事は、今年度と来年度の2箇年で、約30~40箇所を設置する見通し。年次別では今年度が22箇所で、既に昨年夏から明電舎施工で工事を進めている。また来年度については、設置箇所数ははっきりしないものの、約15箇所の設置となる見込みだ。設計業務は、日本上下水道設計が担当した。

 東部地域水道企業団は、大月市と上野原市の2市を対象に水道用水の安定供給を図るため設立。県の深城ダム(大月市七保町瀬戸)を水源としており、1日の最大取水量は1万8000tで計画。来年度から、ダムから放流した河川水の取水や、百蔵浄水場の運転を開始するなど、一部供用開始する予定。



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