吉井町の斎藤軍雄町長は、18年度の特別会計予算案などを明らかにした。水道事業会計案の収益的支出では5億612万9000円、資本的支出は7億2409万2000円を計上。下水道事業特別会計案は総額6億7916万1000円とし、保養施設牛伏ドリームセンター特別会計案は総額1億5876万1000円をそれぞれ計上している。水道事業では新年度、下水道管布設工事等に伴う水道管の布設替工事や配水管布設替工事のほか、八束浄水場の沈殿池更新工事と急速ろ過池の改修工事などに着手する計画で、資本的支出は前年度に比べ約3億6000万円が増額となっている。
一方、下水道事業では汚水管の布設を約3564m促進し、供用開始区域約16haの面整備を行うことにより、効率的に供用区域の拡大を図る。同町の公共下水道事業は、利根川上流流域下水道(県央処理区)の関連公共下水道事業として、昭和60年度に事業着手している。当初の全体計画は880ha、事業認可区域345haで事業を進めてきたが、16年度に計画変更を行い全体計画を962ha、事業認可区域を465haへとそれぞれ拡大した。進捗状況は、平成3年10月に54・4haを供用、17年度までに計263・1haを供用開始し、18年度では約6・5haの供用拡大を予定している。
主な予算計上項目は次の通り(単位千円)。
【水道事業会計】
〈収益的支出〉
◇取水及び機械設備等の管理=1億6、247
◇配水施設等の管理=45、227
〈資本的支出〉
◇下水道管布設工事に伴う水道管布設替工事外=5億81、209
【下水道事業特別会計】
◇公共下水単独工事=2、210
◇補助事業公共下水道管路測量設計委託=14、785
◇同工事=1億00、065
◇同補償=29、505
◇交付金事業公共下水道管路測量設計=9、591
◇同工事=1億21、450
◇公共下水道維持管理管渠内検査委託=1、747
◇同補修工事=2、190
【保養施設牛伏ドリームセンター特別会計】
◇修繕=3、310