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関宿都市計画用途地域の変更案縦覧/野田市台町東地区

2006/05/17 日刊建設タイムズ

 関宿都市計画用途地域の変更案の縦覧が16日、県土整備部都市計画課と野田市建設局都市計画部都市計画課で始まった。縦覧期間は30日まで。野田市台町東地区において、台町市街地の中心的な商業地を配置し、賑わいと活力のある街並みの形成を図るため、用途地域を変更するもの。都市計画を定める土地の区域は野田市関宿台町字東8、字東10、字東11、字東12及び字東13の各一部の区域。

 県が05年7月に策定した「区域区分等に関する都市計画の見直し基本方針」の都市づくりの基本方向では、「自宅から徒歩・自転車等で行ける範囲に、商店、医療・福祉、行政等の日常サービス機能を集約化、複合化した、いわゆる“徒歩生活圏”の形成を図る」としている。

 野田市においては、旧関宿町の「都市計画マスタープラン」(01年3月策定)において、他商業地から離れた市街地を形成している、野田市最北部の台町市街地に、関宿北部地域の中心となるゾーンとして、日常サービス機能を集約した日常購買需要を満たす中心的な商業地を配置するとしている。

 今回は、台町市街地を通過する都市計画道路3・4・5号線が、台町東土地区画整理事業区域内の整備が完了し、また、江戸川を越える関宿橋方面への整備も見込まれていることから、都市計画の見直し基本方針に沿った用途地域の見直しの一環として、台町東地区に台町市街地の地区中心的な商業地を配置することとし、徒歩生活圏の形成を図るとともに、賑わいと活力ある街並みの形成するため、用途地域を変更する。

 □第一種低層住居専用地域:約28ha→約26ha(△約1・6ha)□第一種中高層住居専用地域:約136ha→約136ha(約0・1ha)□第一種住居専用地域:約34ha□第二種住居地域:約23ha→約21ha(△約2・3ha)□近隣商業地域:約9・8ha→約14ha(約3・8ha)□工業地域:約15ha□工業専用地域:約42ha

合計:約288ha→約288ha



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