埼玉県建設コンサルタント技術研修協会は23日、さいたま市浦和区高砂プリムローズ有朋で平成18年度（第13回）通常総会を開催した。

　小山正夫会長は、「事業量は減少、業者は増加という厳しい状況下で、どうしたら生き残れるかが課題であります。県内業者育成という、県のガイドライン設定により、県内業者の受注率は若干改善され、40％近くになりましたが、来年当協会は設立10周年を迎えます。50％を目指したい」と抱負を語り「しかし、協会の活動にも限界はある。各社による努力、有資格者を充実し、内部体制に全力を挙げねばなりません」とあいさつした。

　小山会長を議長に議事に入り、平成17年度事業報告、平成17年度収支決算を承認可決した。

　総会後、県土整備部・篠塚正行部長、国土交通省関東地方整備局・前川秀和企画部長ら来賓を迎えて懇親会を開催した。

　総会では、優良社員表彰式を行い、越勉氏（㈱塩崎テクノブレイン）、橋本亙氏（㈱日本水工コンサルタント）が表彰された。