水戸市は、既存施設の老朽化に伴い移転改築する新荘公民館建設事業で、このほど基本・実施設計を㈱翔建築設計事務所に業務委託した。委託金額は890万円。今後、履行期間180日間で策定を進め、来年度の本体改築工事着工を目指す方針だ。総事業費は、概算で2億7800万円。
既存の新荘公民館は、現在、末広町2丁目3-14地内に立地しているが、築年数が経過し老朽化が進むとともに施設内が狭あいとなっていることから今回、全面的に移転改築を計画した。
建設場所は、新荘2丁目の県立水戸商業高校に近い、同校南側の敷地、約2500㎡。
施設規模は、構造がS造等で、延べ面積は約800㎡程度を想定している。
施設内部には、ホール(150~250㎡)、会議室1~3室(45~75㎡)、和室(50~150㎡)、調理室(45~85㎡)、保育室(30~50㎡)、図書室(30~60㎡)、玄関サロン(50~80㎡)、事務室(40~60㎡)、トイレ湯沸室印刷室倉庫廊下(160~260㎡)などの配置を計画している。
市はこのほど、基本・実施設計に係る指名競争入札を行い、(有)翔建築設計事務所に業務委託した。
委託金額は、890万円。
今後、履行期間180日で、今年度末までに設計の策定を済ませ、順調にいけば本体改築工事を19年度事業で実施していく考えだ。
なお、工事費も含めた総事業費は概算で2億7800万円を試算している。