国土交通省を17年８月16日から18年８月15日までに退職した幹部の、その後の進路がわかった。佐藤信秋前事務次官は、７月の参議員選挙における自民党公認候補となっている。清治真人前技監は４月の札幌市長選挙に、柴田高博前都市・地域整備局長は２月の北九州市長選挙に、それぞれ出馬する。

　そのほか、主な幹部職員の再就職先は次のとおり（敬称略、カッコ内は退職時の官職）。

　▽佐藤直樹（大臣官房審議官）＝（社）全日本建設技術協会専務理事

　▽丸山博（国土交通審議官）＝（財）運輸政策研究機構理事長

　▽中村正弘（大臣官房政策評価審議官）＝西日本建設業保証㈱東京支店長

　▽斉藤親（大臣官房技術審議官）＝（財）民間都市開発推進機構常務理事

　▽青木敏隆（大臣官房総括監察官）＝（財）経済調査会常務理事

　▽寺本英治（大臣官房審議官）＝（財）建築保全センター常務理事

　▽高梨雅明（大臣官房審議官）＝（独）都市再生機構理事

　▽奥田修一（大臣官房官庁営繕部長）＝（財）建築コスト管理システム研究所専務理事

　▽小神正志（国土計画局長）＝（財）住宅金融普及協会会長

　▽阿部健（土地・水資源局長）＝日本政策投資銀行（特殊法人）理事

　▽渡辺和足（河川局長）＝（財）ダム水源地環境整備センター理事長

　▽梅田春実（鉄道局長）＝（社）日本旅行業協会理事長

　▽星野茂夫（海事局長）＝（社）全国通運連盟理事長

　▽吉田義一（北海道局長）＝（財）北海道河川防災研究センター常任顧問

　▽森永教夫（東北地方整備局長）＝佐藤のぶあき後援会

　▽柳川城二（北陸地方整備局長）＝（財）ダム技術センター理事

　▽大村哲夫（中部地方整備局長）＝（財）港湾空港建設技術サービスセンター専務理事

　▽矢部哲（大臣官房技術総括審議官）＝（財）日本舶用品検定協会会長