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東京商工リサーチ/北関東3県売上高ランキング

2008/01/22 群馬建設新聞


東京商工リサーチは、18年度(18年4月~19年3月)の北関東3県の売上高ランキングベスト300社をまとめた。それによると、売上高トップは、本県に本社をおくヤマダ電機で、売上高も1兆4196億2900万円と2位以下を大きく引き離した。業種別ランキングの建設業についてみると、1位は茨城県の住金プラント(売上高570億8561万円)だったが、2位に本県の関東建設工業(同375億6341万円)、3位に佐田建設(同357億5200万円)、4位にヤマト(293億3077万円)と県内業者が上位に並んだ。



今回、同社がまとめた300社のうち、件数が最も多かったのは茨城県で113社。ついで栃木県95社、群馬県92社となっている。一方、県別売上高でみると、群馬県が最も多く5兆1455億円、次いで茨城県が4兆3897億円、栃木県が4兆348億円となった。これは首位のヤマダ電機の売上高が大きく影響していると考えられる。

次に業種別の件数を見ると、建設業が16件と最も少なく、販売業が123社でトップ。次いで、製造業が108社となった。また、業種別の売上高を見ても、建設業が3888億5597万円と最も少なく、販売業がやはりトップで6兆7800億5460万円。製造業は4兆1271億9690万円だった。


【全業種】

全業種の売上高ベスト10は、ヤマダ電機が圧倒的な強さでトップとなり、またコジマ、ケーズホールディングスと家電量販店3社がいずれもランクインした。県内企業では、ヤマダ電機のほかに、カインズ(売上高2994億4800万円)が5位に、三洋半導体(同2417億3333万円)が7位、さらにベイシア(同2346億7600万円)も8位にランクインし、ベイシアグループ2社がトップ10入りするなどし、10社中4社を占めた。


【建設業】

建設業の売上高ベスト10は、1位が住金プラントで、2位以下に県内業が並び、2位が関東建設工業、3位佐田建設、4位ヤマト、5位のセンチュリーホームをはさみ、6位に井上工業、さらに9位、10位に商建、河本工業がランクイン。10社中6位を県内業者が占めた。


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