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茨城県常陸太田土木事務所

工業団地東側で改良工/国道293号太田東バイパス

2008/05/29 日本工業経済新聞(茨城版)

 県常陸太田土木事務所は、国道293号バイパス(常陸太田市増井町~小目町)の整備進捗状況と今後の見通しを、このほど開かれた県議会土木委員会管内調査で説明した。それによると、全体計画(L9250m)のうち、はたそめ団地から常陸太田工業団地まで1860mは平成16年11月に開通。世矢小学校や世矢中学校付近の320mは17年11月に部分開通した。

 

 今年度は、常陸太田工業団地の東側について改良工事を進める計画で、道路改良工事280m、道路舗装工事260mを予定する。

 また、増井町から瑞竜町までの2110mでは、引き続き用地買収を行う。

 国道293号バイパスは、現道の幅員が狭く屈曲しているため、現道の北側に計画。全体計画は、増井町から小目町まで9250m(W18・0m、2車線、両側歩道)。事業費は214億円。5年度に国補道路橋梁改築事業に採択され、事業に着手した。

 その後、調査、設計、用地取得、工事を進め、はたそめ団地から常陸太田工業団地まで1860mは16年11月に、世矢小学校や世矢中学校付近の320mは17年11月に部分開通した。

 18年度および19年度は、それぞれ4億4000万円の事業費で、調査、用地、工事を推進。19年度までの進捗率は28%となった。

 今年度は、常陸太田工業団地の東側について改良工事を進める。また、増井町から瑞竜町まで区間は、引き続き用地買収を行う。


【図=国道293号バイパス計画図】

国道293号常陸太田東バイパス004780.jpg

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