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千葉県安房農林振興センター

広域農道安房2期地区で用買、設計など/1期は4号トンネル完成で事業完了へ

2008/06/20 日刊建設タイムズ

 県安房農林振興センターは、広域営農団地農道整備事業の安房2期地区で今年度、用地買収や道路の実施設計を進める。また1期地区では、4号トンネルを完成させ、事業の完了を目指す。今年度事業費は2期地区が3000万円、1期地区が3億5500万円。

 2期地区の事業期間は07-14年度8か年で、総事業費は38億6000万円を見込む。起点は国道127号の南房総市富浦町南無谷地先で、終点が同町宮元地先。道路の延長は約3069m。同事業では、構造物として1号トンネルと5号トンネルを予定している。

 同地区では昨年度、基本設計、用地測量、地形測量、地質調査の各業務を委託。基本設計は2期地区全線で実施し、地形測量と地質調査は起点側の国道127号との接続点付近を対象に実施する。地形測量は面積約0.2haで、地質調査はボーリング調査2か所を実施。また、用地測量は14.9haを実施した。

 各業務の担当は、基本設計が道路建設コンサルタント(千葉市中央区今井1-23-7)、用地測量が南総測量(鴨川市東1138-1)、地形測量が安房測量(館山市稲212-1)、地質調査が正和技術(茂原市西野9-3)。

 同地区は、広域営農団地整備計画に基づき、安房地域で生産から流通・加工までの広域的な整備による輸送の合理化、農業経営基盤の強化、農業施設の組織化などを図るため実施している。

 事業の全体計画は、安房郡富浦町の南無谷地先から三芳村、丸山町、和田町を経由して、鴨川市の打墨地先で鴨川北部道路に接続する総延長約29.7kmの農道を整備する。このうち、1995年度に採択を受けて同区間に着手した。同区間の延長は約12.9kmで、このうち農林区間の延長は7.3km。事業は分割採択で、延長は1期地区が約4226m、2期地区が約3069m。

 なお、現在進めている1期地区は、06年度で着工した4号トンネルの完成により事業を完了する。4号トンネルは詳細設計を道路建設コンサルタントが担当し、工事の施工は竹中・古谷JV。トンネルの規模は延長約214mで、幅員が車道6mと監査路15m。トンネルは国道127号富津館山道路の下をアンダーで抜ける。

 一方、2期地区で整備する1号トンネルは、富浦町南無谷地先でJR内房線をアンダーパスする計画で、工事はJRへの委託を予定。設計は基本設計まで終了し、パシフィックコンサルタンツ(東京都多摩市関戸1-7-5)が担当。基本設計段階での規模は延長約120m。また、5号トンネルは富浦町宮本地先に建設する。設計は基本設計まで実施し、基本設計段階での規模は延長約580m。基本設計は日本工営(東京都千代田区麹町5-4)が担当。

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