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山梨県甲府市

「市町村が主役の時代」/宇野副市長就任式

2008/07/02 山梨建設新聞

甲府市は1日、市長応接室において、宇野善昌(うの よしまさ)副市長の就任式を行った。

 就任のあいさつで宇野副市長が「甲府市を変えるには、まず自分達が変わることが大切である。今や時代は国ではなく、市町村が主役の時代。だからこそ、攻撃的に行政改革が出来る。一例としてハコ物の建設に非難が集まっているが、入れ物に魂を入れれば、ハード面とソフト面が交じり合い役に立つ施設になるのではないか」と述べた。

 引き続き、宮島市長が「ガソリン価格をはじめ、鋼材の原材料、社会保障制度問題など、厳しい時代になった。宇野副市長には、本日から甲府市のため、新たな行政を構築し、市民の視点になり、柔軟な対応、さらに組織の活力を高めて、一致団結してほしい」と積極的な改革を期待した。

 宇野副市長は、平成元年4月に建設省入省(現在の国土交通省)。大臣官房文書課係長、外務省在シンガポール日本国大使館一等書記官、国土交通省都市・地域整備局都市計画課都市計画企画調整官を経て、平成20年7月1日付けで甲府市の副市長に就任した。


【写真=就任のあいさつをする宇野副市長】

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