県峡南林務環境事務所は「林道井川雨畑線改築工事」について7月下旬に1工区、8月下旬に2工区の入札を実施する。
工事内容は、整備延長を1工区約600m、2工区約300mとし、カーブのきつい箇所に対しての拡幅改良や、法面の補修、排水施設、舗装工事などを実施するもの。来年3月の完成を予定している。
林道井川雨畑線は、山梨県と静岡県の県境を結ぶ延長2万8044mの道路。今年度分(900m)の整備が完了すれば、計画の約8割(約1万6000m)が終了したことになる。来年度からも引き続き、工区分けを行いながら残り約3900mを進めていく。同路線改築工事の対象総延長は、約1万9900mしており、対象外の部分(約8144m)については順次、維持管理費などで対応していく。
同改築工事は、ふるさと林道事業の一環として、平成5~24年度を5年ごとに分け(第1~4期)整備を進めている。今年度からは最終期にあたる第4期に入り、24年度の事業完成を目指す。