県生コンクリート工業組合(宮田勲理事長)は24日、平成20年度県生コンクリート品質管理監査会議を水戸市のフェリヴェールサンシャインで開催した。会議では、今年度の全国統一品質管理監査の実施計画や監査基準、受審要項の改正点などについて話し合われた。監査員の改選では9人ずつの主監査員、副監査員を選任した。
冒頭、議長の山本泰彦筑波大学名誉教授が「生コンクリートの品質向上と安定供給を目的として平成9年に産・官・学体制からなる第三者的組織として設置された当会議だが、今日では、監査の公正性、中立性から、合格証交付工場や○適マーク使用承認工場が、国土交通省、農林水産省、各都道府県などの仕様書等で高い評価を受けている」と述べ「さらに適合判定基準の強化、見直しを継続し、ユーザーの信頼に応えたい」とあいさつ。 会議では、今年度全国統一品質管理監査実施計画の概要説明、工場監査日程や圧縮強度試験、新JIS法移行に伴う19-20年度チェックリスト対比表の解説など、多岐にわたり協議された。
今年度の工場監査は41工場を対象に8月26日から10月2までの実施が予定されている。
また、圧縮強度試験は、(財)県建設技術管理センターなど県内3カ所の機関で実施する。
新監査員は次のとおり(敬称略)。
【主監査員】
◆木村正尚(㈱日立生コン本部)◆大橋貞二(茨城太平洋生コン㈱)◆鈴木健一郎(㈱日立生コン水戸工場)◆茅根勉(茨城太平洋生コン㈱)◆小薬哲(県南部生コンクリート協同組合)
◆青木修(新県南生コン㈱土浦工場)◆渡辺房夫(筑波小野田レミコン㈱)◆増田康幸(小山レミコン㈱岩井工場)◆野口博(石津生コンクリート㈱神栖工場)
【副監査員】
◆鈴木洋一(㈱日立生コン那珂川工場)◆吉田正弘(水戸生コン㈱)◆金子成晴(㈱多摩筑波工場)◆柴崎正男(下館太平洋日立生コン㈱)◆桜岡三夫(鹿島中央コンクリート㈱)
◆広瀬徹(広瀬建材㈱)◆北山和貴(㈱荒川沖建材店つくば工場)◆神永稔((財)県建設技術管理センター)◆渡邊孝志(同)
【写真=(上から)山本議長、会議では20年度の計画などを協議した】