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カインズモール大利根」新設/店舗面積は1・6万㎡超/今秋着工し、4月開店へ

2008/08/27 埼玉建設新聞

 大利根町に「仮称・カインズモール大利根」新設、開店は21年4月。店舗面積は1・6万㎡超の大型施設に。今秋にも着工し、21年4月にオープン予定。カインズが設置の中心で、ベイシア、ベイシア電器と他のテナントが入居する。場所は大利根町琴寄で、野中土地区画整理事業地内に設置する。区画整理事業による今後の人口増加が見込まれることから大型商業施設を設置するもの。設計は伊藤建築設計事務所が担当した。

 ㈱カインズ(群馬県高崎市高関町380、土屋裕雅代表取締役)は大利根町琴寄字堤2904番地、野中土地区画整理事業地内に「仮称・カインズモール大利根」新設の届出を県に行った。同計画地は、稲荷木落排水路、国道125号、5号街区公園などに囲まれている。

 26日に県報告示された。日程は今秋にも着工される見通しで、開店は21年4月9日を予定している。なお、カインズの商業施設建設は、これまでのケースでは群馬県内の企業が請け負うことが多い。

 今回同施設内には㈱カインズ(群馬県高崎市高関町380、土屋裕雅代表取締役)、㈱ベイシア(群馬県前橋市亀里町900、高山正雄代表取締役)、㈱ベイシア電器(群馬県前橋市亀里町900、土屋嘉雄代表取締役)、㈱オートアールズ(群馬県伊勢崎市日乃出町292、土屋嘉雄代表取締役)が確定し、ほかに未定だがテナントも入居する。

 ㈱カインズ棟は売場面積1万680・54㎡、ベイシア棟は2754・49㎡。カインズ棟の荷さばき施設は2つで340・89㎡+74・63㎡の合計415・52㎡。廃棄物保管庫はも13・91㎡+53・56㎡合計67・47㎡。また、ベイシア棟は荷さばき施設252・25㎡、廃棄物保管施設は46・35㎡+45・57㎡の合計91・92㎡。ベイシア電器棟は売場面積1979・06㎡、廃棄物保管庫21・60㎡、廃家電置場51・10㎡、オートアールズ棟は売場面積846・19㎡、荷さばき施設41・25㎡、廃棄物保管庫9・54㎡。テナント棟は299・60㎡、荷さばき施設62・70㎡、廃棄物保管庫14・76㎡。敷地内には飲食棟が2箇所、ガソリンスタンドなどが配置される。

 したがって、売場面積の合計は1万6560㎡、荷さばき施設は合計772㎡、廃棄物などの保管施設は205・49㎡、さらに駐車場は1114台、駐輪時用は213台分のスペースに。

 設計事務所は㈱伊藤建築設計事務所東京事務所(東京都千代田区、℡03ー5294-6211)が担当した。

 大利根町ではカインズ、ベイシアの誘致を進めてきた経緯があった。敷地に隣接する街区公園は21年度以降取りかかるもよう。また、町では同計画地へのアクセス道路となる佐間北下新井線などの道路を今年度進めている。

 なお、同区画整理事業は27年度の完了、施行面積約86ha、計画人口約6900人、総事業費は99億円超。

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