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ネタは常に現場にある・簡易な施工計画書き方セミナー/総合評価支援センター

2008/09/25 本社配信

 ㈱総合評価支援センター(建設VE技術者センター)(本社・東京都中央区、永妻勝義代表取締役)は19日、「簡易な施工計画はどうまとめるか」をテーマに、財団法人埼玉県産業文化センター「906会議室」(さいたま市大宮区桜木町1‐7‐5・ソニックシティビル9F)でセミナーを開催した。講師は、同センター代表取締役であり、米国VE協会認定CVS国際バリュースペシャリストの永妻勝義氏。永妻氏は「総合評価方式で満点を取るコツをつかめば、以後は満点が続く。そのためには会社の各部門が総力をあげて取り組む必要がある」とした。

 同社の総合評価方式に関するセミナーには定評があり、永妻氏は毎週、北は北海道から南は沖縄県まで全国津々浦々を講演の旅で飛び回る。同氏のセミナー旅行の途上で得た入札制度や総合評価方式に関する情報量は他者の追随を許さぬものがあり、その最新情報と永妻氏の軽妙な語り口がセミナーの魅力となっている。

 今回のセミナーでは「満点の施工計画を書くためにはどうすればよいか」をポイントに話が進められた。永妻氏は「総合評価方式の施工計画をどう書くかは、技術力というよりむしろ国語力である」とし、「少数の担当者だけに任せず、各部門の特色を活かし、全社をあげて総合評価方式に取り組めば、必ず満点が取れる」ことを強調した。

 また、同氏は「総合評価方式はぐるぐると動いている。発注機関も目が肥えてくるので、ワンパターンの書き方では通用しなくなってくる。他社が気がつかないことにも目を配り、常に現場を発想の起点に置く」ことを強調した。

 ”ネタは常に現場にある”ことを持論とする永妻氏。総合評価方式も日々変化発展を遂げているが、永妻氏の総合評価セミナーも「建設現場を徹底的に読み込む」という視点で日々進化しているようだ。

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