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埼玉県企業局

検討中は白岡瀬地区/着々進む圏央道周辺整備

2008/10/07 埼玉建設新聞

 県企業局は、圏央道沿線における産業団地整備事業の概要を明らかにした。川越第二産業団地、菖蒲南部産業団地で工事が進行しており、騎西国道122号沿道地区産業団地が、近く造成工事の発注へ移る。また、(仮称)白岡瀬地区の詳細可能性調査に乗り出す段階となっている。

 川越第二産業団地は、21年6月の完了予定。これまでに8社の立地企業が決定している。菖蒲南部も21年9月の完成目指して工事が進められている。これまでに2社の立地企業が決まった。

 近く、設計施工一括の一般競争で発注が見込まれる騎西国道122号沿道地区は、22年度までの3カ年事業。総事業費53億1906万7000円。施行面積約19・6ha、分譲面積は16haを予定。現在、用地買収中。今後は、21年1月着工、21年3月以降に予約分譲開始、23年3月には工事完了を予定している。

 事業化を検討地区となる(仮称)白岡瀬地区は、圏央道菖蒲白岡IC(仮称)から約1・3kmに位置する白岡町荒井新田地内の約17ha。国道122号に面し、元荒川、町道篠津柴山線に挟まれたエリア。今年度は概略可能性調査を国際航業埼玉支店(さいたま市、電話048-686-1220)が実施。引き続き詳細可能性調査を一般競争で公告した。履行期限は21年3月10日。業務内容は、基本設計図作成、開発協議資料作成、現況測量など。


【写真=白岡瀬地区の現況】

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