(社)県警備業協会(島村宏会長)は10月30日、平成20年度警備業協会表彰式を水戸市千波町の水戸プラザホテルで行った。表彰式には、来賓の助川大県警本部生活安全部長や(社)大山進県ビルメンテナンス協会会長、132人の受賞者など約180人が出席。優秀警備員や事案処理功労者らの栄誉をたたえた(受賞者は5日付2面に掲載)。
冒頭、島村会長は「警備業は国民の自主防犯行動を補完、代行する生活安全産業として、近年、業界全体の社会的評価が高まっている。この評価は、本日の栄誉に輝いた皆さんの地道な貢献によるものが大きい」と述べ、「今後も市民に愛される生活安全産業としての地位を、さらに確固たるものにしたい」と強調した。
来賓の助川県警生活安全部長は「県内で振り込み詐欺や凶悪事件が多発している現状を真摯にとらえ、県民の安全・安心を守るためには県警備業協会の協力が心強い。今後も県民の期待に応え犯罪撲滅のためにも、日ごろの訓練や能力の向上に励んでください」と祝辞を披露した。
大山県ビルメンテナンス協会会長は「犯罪の発生を1件でも未然に防ぐため、日ごろから献身的に活躍されているが、警備業に対する期待は大きい。これからも切磋琢磨して業界をリードしてほしい」と期待を寄せた。
表彰では、警備業功労者1人、警備業教育関係功労者1人、警備員指導育成功労者8人、会員3人、優秀警備員4人、優良幹部24人、優良警備員84人、事案処理功労者7人に、表彰状と記念品を贈呈。
受賞者を代表して、警備業教育関係功労者の鈴木重氏が「決意を新たにして、これまで以上に警備の専門的知識と技能の向上に努め、誇りと自覚をもって職務を全うしていきたい」と謝辞を述べた。
【写真=(上から)受賞者らが写真撮影、島村会長、来賓の助川県警生活安全部長、来賓の大山県ビルメンテナンス協会会長、鈴木氏が代表謝辞】