記事

事業者
山梨県富士河口湖町

河口湖に複合商業施設建設/(仮称)フォレストモール富士河口湖

2008/12/16 山梨建設新聞

 富士河口湖町の小立土地区画整理組合は、区画整理事業内(小立字白木4286番1他)において、複合商業施設「(仮称)フォレストモール富士河口湖」を、平成22年6月にオープンする。施設の建設については、平成21年8月頃に着工の予定だ。同組合の話によると施工業者の選定方法などについては現在のところ未定としている。

 施設の立地状況については、富士吉田方面から車で約20分でアクセスが可能な国道139号の上り線沿いに位置し、売り場面積として約1万4000㎡の規模を確保。外観は周辺環境を考え、建物の高さは平屋建てとし、看板などには周囲の風景に溶け込むサイン計画を採用するとしている。建設地の現況としては、一部造成工事が進められている状況だ。

 施設概要は、敷地面積6万7027㎡、建物床面積2万3300㎡、駐車台数約1000台を予定しており、敷地内の東側には、スーパーマーケット、ドラッグストアなどのサービス系テナントを配置し、西側にはホームセンター、家電量販店などの生活用品を中心とした店舗を出店する見込みだ。同施設では地元密着型のショッピングセンターとしたいことから、同地域の商店などに対して店舗の誘致を広く呼びかけている。同商業施設が完成すれば、富士北麓地域の集客と周辺への活性化などが大いに期待できる。

 なお、事業者については、ショッピングセンターの開発・運営、バラエティストアのチェーン展開を図っている、株式会社フォレスト(東京都八王子市)が行う。


【写真=一部造成が進められている建設地】


河口001126.JPG

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら