県富士東部建設事務所吉田支所は21年度、「国道137号吉田河口湖バイパス」事業の目玉となる新倉トンネルの本体工事に着手する。総工費は約55億円を見込んでおり、9月議会で予算承認後に発注。入札は総合評価落札方式で行う予定だ。
同事業は国道137号富士吉田市~富士河口湖町間の渋滞緩和のため、新倉トンネルを中心とするバイパスを建設するもので、平成17年度から24年度までの8年計画で事業を推進。工事延長2870m(内トンネル部2476m)、幅員6・5m(総幅員8・0m)で、総事業費は約92億円を見込む。
これまでに富士河口湖町側の用地取得を終え現在、富士吉田市側の用地交渉を進めている。事業費ベースでの進捗率は約5%で、21年度からは、河口湖側からトンネルの掘削を行うなど、事業の核となる部分に着手していく。
完成後は現在、富士河口湖町河口地内で建設が進められる河口Ⅱ期バイパスに接続され、富士吉田市から笛吹市に至るまでの新たなルートが確保される。
これにより、富士吉田市内や富士河口湖町内の慢性的な渋滞の要因となっていた通過交通が分散され、渋滞緩和に大きな効果が見込める。
また、災害などにより主要幹線が分断された場合、避難ルートとしての役割も担うことから、早期完成の期待が寄せられている。
【写真=新倉トンネル河口湖抗口予定地】
















