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高エネルギー加速器研究機構

上野藤井建築に決定/1号館・研究本館改修設計プロポ

2009/03/11 日本工業経済新聞(茨城版)

 高エネルギー加速器研究機構は10日、「高エネ研1号館・研究本館改修設計業務」(つくば市大穂)の簡易公募型プロポーザルで、㈲上野藤井建築研究所(東京都渋谷区神山町)を特定した。履行期限は、ことし6月30日。業務内容は、研究棟の耐震補強を含む全面的な改修工事の実施設計。

 高エネ研では2月10日にプロポ手続き開始を告示し、参加者を公募。同種業務の経験などを有するコンサルを募った結果、4者を選定。技術提案書の提出を求め、㈲上野藤井建築研究所を特定した。そのほかの提出者は㈱綜企画設計、㈱土屋建築研究所、㈱三四五建築研究所。

 今回のプロポでは、温室効果ガスなどの排出の削減に配慮する内容をテーマとした技術提案を求め技術的に最適な者を特定する「環境配慮型プロポ」として実施。そのほかにも、コスト縮減やライフサイクルコスト低減、補強工法の方策、空間デザインや収容力アップの提案、外構デザインの方策などを評価した。

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