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群馬県電気工事工業組合/第43回通常総代会/関口理事長を再任

2009/05/16 群馬建設新聞

群馬県電気工事工業組合(関口慶也理事長)は日、同組合会館で第回通常総代会を開催、平成年度事業計画案や定款の一部変更案などが承認されたほか、役員改選では、関口理事長の再任が決まった。また、新任の副理事長に高草木茂桐生支部長が就いた。

議事に先立ち、永年勤続従業員表彰が行われ、勤続年が人、年が人、年が人の計190人が表彰の栄を浴した。

あいさつに立った関口理事長は、多数の出席に感謝と敬意を表したのち「景況は、相変わらず厳しいものがある。公共事業も大きく削減され、民需に至ってはさらに大きく減少している。昨今の世界的不況を受け、われわれはどこに活路を見出せばよいのかわからず、良薬もない状態」と危機感をあらわにし、続けて「今後は、各社とも提案型の営業を進める必要があるが、組合としても存在感を高めるよう努力していかなければならない。本日は、役員改選案など重要な議案が審議されるが、慎重かつ円滑な審議をお願いしたい」と呼びかけた。

来賓として、県の消防保安課の平形昇課長や東京電力の平出信人執行役員群馬支店長、群馬県中小企業団体中央会の金澤義明事務局次長、全関東電気工事協会の中條誠事務局長らが臨席。平形課長は「組合さんに至っては、啓発キャラバン隊による巡回など独自の取り組みを積極的に行っており、地道な努力を積み重ねている」と称賛し、平出執行役員支店長も「今後も無災害を続け、安全第一のもと、サービスや質の向上を目指していただきたい」と期待した。さらに、金澤局次長は「地域社会に貢献できる組合が求められており、群馬でも是非取り組んでほしい」と要望し、中條局長も「会員のさらなる繁栄を祈念する」と祝意を寄せた。

平成年度の事業計画では◇組合員数の管理および新規加入促進◇電気工事士免状交付業務の管理・運用◇官公庁および関係団体との連携強化◇提案型技術営業の運用◇電気使用安全月間運動の推進◇オール電化の普及および販売促進◇保守管理業務の推進強化―などを掲げた。

なお、同総代会とともに第期定時株主総会も開催。年度の営業報告などが提出され、多く拍手で議決された。

新役員は次の通り(敬称略)。

◇理事長=関口慶也(再任)

◇副理事長=小谷野髙雄(再任)、高草木茂(新任)

◇常務理事=小谷野一彦(再任)、山内博之(再任)


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