建設コンサルタンツ協会関東支部埼玉地域委員会は6月30日、平成21年度埼玉地域技術講演会をさいたま共済会館で開催した。冒頭、八幡敏正・同委員長が「社会資本整備に関わる我々土木技術者は誇りを持って仕事に取り組まなければならない」とあいさつした。基調講演では関東地方整備局道路部道路計画第一課長の古川慎治氏が『社会資本整備について』のテーマで、交通事故や渋滞など埼玉県の抱える深刻な交通問題や圏央道整備の必要性、上尾道路、本庄道路、東埼玉道路など県内道路整備計画の現況、地域活力基盤創造交付金などを解説した。
そのほかの講演は次のとおり。
▽『西関東連絡自動車道 荒川橋梁の設計と計画』八千代エンジニヤリング㈱大阪支店道路・構造部長 渡辺真澄氏
▽『一般国道122号昭和橋の計画・設計』㈱エイト日本技術開発東京支社道路交通部 鷲見英信氏
▽『新都心線高架部の構造計画、設計』パシフィックコンサルタンツ㈱道路構造部 岩城達思氏
▽『彩の川再生事業「川の再生の取組みについて」』埼玉県県土整備部水辺再生課主幹 斉藤龍司氏
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