富士河口湖町学校教育課は、西浜小中学校屋内運動場改築工事について、現在実施設計業務に着手しており、10月末までの納期で進めている。改築工事については、22年1月頃の工事入札を行う運びとなりそうだ。
これは、長浜地内にある、昭和48年に建設し、西浜小中学校で併用している屋内運動場施設について、平成18年度に行われた耐震診断の結果によって、地震に対し倒壊・崩壊の可能性のある数値が出たことや、建物の柱や梁に使用している鉄の強度が足りないことがわかり、耐震補強ができないと判断したことから、学校敷地内に建設スペースを確保し改築することになったもの。新たに建設する建物については、小学校校舎東側の敷地に建設する予定で、現段階でのおおよその建物面積は約900㎡を見込んでいる。内部には、アリーナと卓球室などを備える考えだ。
また、新体育館を建設した後、解体する予定となっている既存の体育館は、小学校棟と中学校棟の間に位置しており、概要は、S造、建物面積854㎡。
なお、新屋内運動場建設に係る設計業務については、NEO建築設計事務所(富士河口湖町船津4304)が担当。