つくば市子育て支援室は、現在桜庁舎内で運営している「けやき広場」の機能を充実させた上で、(仮)子ども・子育て総合センターとして桜庁舎南側に新設する。今月9日には設計にかかわる入札が執行され、㈱岡野建築設計事務所(つくば市上ノ室)が1348万円で落札。今年度内に策定する。工事は来年度に単年度で行い、23年4月の供用開始を目指す。工事費は2億2149万6000円。
現在市は、桜庁舎内で地域子育て支援拠点センターとして、親子交流の場「けやき広場」を運営している。
しかし、現在建設中の市役所新庁舎(つくば市苅間2530番地2)が来年5月に供用開始となると、桜庁舎は「けやき広場」のみの使用となるため、安全性が問題視されていた。
そこで市では、「けやき広場」従来の機能に、一時預かりや児童福祉施設職員を対象にした講座などを開催できる機能を盛り込み「(仮)子ども・子育て総合センター」として新設する。
移転地は桜庁舎の敷地内で、既存庁舎の南側。施設は平屋建て、延べ床面積600㎡未満の施設となる。
今月9日には、設計の入札を執行。㈱岡野建築設計事務所が1343万円で落札した。策定期間は22年2月26日まで。
工事は来年度に単年度に行い、23年4月からの供用開始を目指す。
新施設の移転までは、現施設を使用し続ける予定。
9月の補正予算では、工事費に2億2149万6000円、設計に1532万円、監理に718万2000円を計上した上で、工事費などを繰越明許に設定した。