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県アスファルト合材協会/災害ゼロにむけ安全大会を開催/安全優秀工場表彰や安全標語表彰

2009/10/16 日本工業経済新聞(茨城版)

 県アスファルト合材協会(石津健光会長)は13日、水戸市加倉井町の水戸ドライブインで第19回安全大会を開催。当日は会員らが多数出席し、安全優秀工場表彰や安全標語表彰などを実施。安全意識の一層の高揚を図った。また「高速社会と安全行動」と題した自動車安全運転センター安全運転中央研修所の小泉博美氏による特別講演も行われた。

 

 はじめに、同協会労働安全委員会の北野秀樹委員長が全国で起きた労災事故の状況に触れながら「挟まれ・巻き込まれは、機械を止めないことに起因している。安全はひとりひとりが注意するものだが、常に周りの人の気配りもお願いしたい」とあいさつ。

 その後、安全最優秀工場・優秀工場表彰、安全標語表彰を行い、石津会長から賞状と記念品が贈呈された。

 石津会長は、あいさつで受賞者を称えたあと「全員が安全意識を高く持つことで、交通安全・労災ゼロに尽力して欲しい。安全を掲げ、安心な品質のモノを提供することで、厳しい時代を生き抜けるのではないか」などと述べた。

 受賞者を代表して、関東道路㈱川島合材工場の冨永文夫氏は「この受賞は、この上ない喜び。ひとりひとりが安全への意識を再認識し、今回の受賞におごらすこれからも安全に対する努力を続けていきたい」などと謝辞。

 来賓祝辞では、茨城労働局労働基準部の木下正人部長が「このようにたくさんの人が集まって安全大会を開いてくれることが心強いし、無事故無災害につながっていると思う」などと感謝を述べた上で、県内の労災状況について話した。

 続いて、県警本部交通部交通企画課の岡田宗久課長補佐は、県内の交通事故状況について説明。これから年末に向けてセーフティフォーライト運動の推進などを訴えた。

 その後、植手英一労働安全委員が安全宣言を読み上げ、全員で標語を唱和。安全意識の高揚を図った。

 また、自動車安全運転センター安全運転中央研修所の小泉博美氏が「高速社会と安全行動」と題した特別講演を実施。安全・安心の両立や運転のプロセスなどについて話した。

 受賞者は次のとおり(敬称略)。

 【安全最優秀工場】

 ◆関東道路㈱川島合材工場

 【安全優秀工場】

 ◆東京舗装工業㈱佐田建設㈱JV茨城合材工場

 【安全標語最優秀作】

 ◆岸克博(平和建設㈱)=「マンネリ操作は命取り手順を守って無災害」

 ◆鈴木典子(石田道路㈱)=「同僚の作業の持ち場を安全確認合材製造スイッチON」

 【安全標語優秀作】

 ◆太田文教(前田道路・秋山工務店JV)◆関公樹(県央共同アスコン)◆佐藤公紀(㈱佐藤渡辺)◆高田綾子(㈱佐藤渡辺)◆片岡和彦(㈱佐藤渡辺)

 ◆石原壮(県南共同アスコン)





【写真=①石津会長②北野委員長③茨城労働局労働基準部の木下正人部長④県警本部交通部交通企画課の岡田宗久課長補佐⑤謝辞:関東道路㈱川島合材工場の冨永文夫氏⑥講師の小泉氏⑦全景】


s-石津会長007800.jpg s-北野委員長007801.jpg s-茨城労働局の木下部長007802.jpg s-県警の岡田課長補佐007803.jpg s-関東道路㈱川島合材工場の富永氏が受賞者を代表して謝辞007804.jpg s-講師の小泉氏007805.jpg s-アスファルト合材全景007806.jpg

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