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神奈川県横浜市

都計道山下長津田線(緑区)/三月三十日に一部区間開通

2010/02/24 日本工業経済新聞(神奈川版)

 横浜市道路局はこのほど、緑区で整備を進めてきた都市計画道路山下長津田線(鴨居地区)の一部区間について完成し、三月三十日に開通すると発表した。三月二十七日には開通式典を執り行う。

 供用開始となるのは、緑区白山一丁目の交通局緑営業所付近から同区鴨居町の菅田道路に至る鴨居地区と位置付け整備を進めている延長一・五㌔のうち、県道青砥上星川線より西側の延長七五〇㍍。幅員二二㍍の四車線(車道一五㍍、歩道三・五㍍×二)の道路で、平成六年度に着手し、百七億円を投じて整備を図ってきた。七五〇㍍のうち二五五㍍がトンネルで構成され、道路局ではトンネル名称について市民からの募集し、しろかも白鴨トンネルとした。

 山下長津田線は、市が幹線道路網の骨格と位置づける三環状十放射道路の一路線で、重点的に整備を進めている路線だ。道路局では同区間の開通により地域間の連絡機能が強化されるとともに、県道青砥上星川や鴨居駅付近の交通混雑の緩和が図られ、交通の円滑化が進み、歩行者の安全性が向上するとしている。

 道路局では、開通を記念して三月二十七日、式典を開催する。市関係者や事業協力者、地元選出の国会、県議会、市会議員、施工業者を招き、テープカット、くす玉割り、トンネル銘板除幕式など執り行い、道路の完成を祝う。




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