柏崎市から世界に向けて、㈱東芝が計画する新型2次電池「SCiB」の量産工場が19日、着工の日を迎え、柏崎フロンティアパーク内の建設地で、起工式が執り行われた。式典には、同社の北村秀夫専務をはじめ、泉田裕彦新潟県知事、会田洋柏崎市長、大成建設の園田邦之副社長らが出席し、刈初めの儀や穿ち初め儀など神事を行い工事の安全を祈願した。
計画では、柏崎フロンティアパーク内(柏崎市軽井川)で、電動車両用途等向け、新型2次電池「SCiB」セル・モジュールを生産する「柏崎工場」を建設する。
計画規模は、S造3階建て、延べ床面積2万1501・2㎡(建築面積8991・2㎡)。設計・施工は大成建設が担当。
秋頃の竣工と来春の生産開始を目指しており、工場建設と製造設備に係る投資額には約250億円を見込む。
【写真=穿ち初めを行う北村専務】