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日立市に売却する港湾4・3ha/日立埠頭発注で11月ごろ着工へ

2010/09/15 日本工業経済新聞(茨城版)

 県は茨城港日立港区に立地する第5埠頭の港湾関連用地4万3095・71㎡(日立市留町)を、日立市に9億6965万3475円で売却する方針。現在、議案を定例県議会に提出している。売却後はモータープール(新車の保管場所)として日立埠頭㈱(日立市久慈町)に借地される予定で、同社が11月着工に向けて業者に発注するもようだ。

 日立港区においては、ことし4月からメルセデス・ベンツ日本㈱の国内新車整備センターが日立市に統合されたほか、5月から日産自動車㈱栃木工場からの北米向け輸出が開始されるなど、自動車の輸出入基地として利用が拡大している。

 このことから、日立市としても日立港区の振興を図るため、新たなモータープールとして利用を計画。

 場所は第5埠頭の北河原地区で、日立市留町字北河原2856-1。

 現在モータープールとして利用している第5埠頭内に、東京ガス㈱LNG基地の建設が予定されていることから、今回の北河原地区を代替地とするもの。

 県では、ことし6月29日に公有財産払い下げの申請を行い、7月15日に市と土地売買仮契約の締結を行った。

 県によれば、モータープールとしての整備工事が11月から着工され、供用は来年4月からの予定。市が日立埠頭に借地した後、同社から施工業者へ工事発注されるもようだ。

 整備後は、主に日産自動車が利用することになりそう。

 また、今後の自動車の取扱台数の増加に対しては、現在利用している第5埠頭に加えて、第4埠頭も取り扱っていくもようだ。

 今回の売却により、日立市の保有するモータープールは12・1haとなる。


【図=予定地】

茨城港日立港010281.jpg

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