県土木部検査指導課は1日、平成22年度「土木工事等建設資材単価表」を改定した。主な改定として、木材(松角材)が減少している一方で、U字溝などの「側溝・排水溝」が増加している。改定した資材単価表は、県検査指導課のホームページに掲載。http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/doboku/01class/class03/01tanka.htm
この時期の主な改定として、松角材が20~29%の減、U字溝が5~10%増、側溝用蓋が1~18%増、管渠型側溝が5~7%増、コンクリートブロック類が2~5%増、木製看板枠(間伐材)が56%減。
そのほか、市場単価については防護柵設置工が1~3%増減されている。
「土木工事等建設資材単価表」は、県土木部が発注する土木工事や建築工事の積算などに適用するもの。
(財)建設物価調査会や(財)経済調査会が販売する「月刊・建設物価」「月刊・積算資料」の物価資料に掲載されていない資材について、市場取引価格の実態調査を実施し、その結果をもとに設定している。毎年4月に公表し、10月に改定している。
なお「公共工事設計労務単価表」は改定されていない。