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国土交通省

主観点の扱いは自治体判断/ISO経審加点でダブルカウントも

2010/10/18 本社配信

 国土交通省は平成23年4月1日からの経営事項審査改正でW点(社会性など)の評価項目に①建設機械の保有状況②ISOの取得状況―を追加する。このうち特にISOは、現行で多くの地方公共団体が発注者別評価点(主観点)による加点を行っている。

 経審に一本化して主観点での加点を止めるか、あるいは継続してダブルカウントの状況にするかは、各自治体の判断となる。

 建設業課では、この件について通知などを出す考えはなく、自治体の判断に委ねる。ただ国交省が今回、経審W点へのISO追加を決めた背景には、受発注者双方の事務の重複・負担を軽減する目的がある。このため、多くの自治体では主観点での加点を止めるとみられる。

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